◆ 観劇後 ◆ 虎よ、虎よ


朗読能シアター 咸陽宮

日程 2016年8月25日[木]~29日[月]
前売開始 2016年7月4日[月]
会場 東京芸術劇場 シアターウエスト
新作・演出 福田善之
出演 平田広明(ひらたプロダクションジャパン)
渡辺聡(劇団俳優座) 早野ゆかり(劇団俳優座)
染谷麻衣(劇団昴) 長尾稔彦(フリー)
会田一生 一川靖司 宮川知久 磯貝誠
西田雄紀(フリー) 塩田雪(フリー) 奧野雅俊 細川美央 立直花子
木村万里 須藤沙耶 木村愛子 秋田遥香
吉岡健二 亀井奈緒(桐朋学園短大)
林次樹 福島梓(フリー) 観世葉子(フリー)
前田昌明(新人会) 福原圭一(フリー)
演奏 紫竹芳之(フリー) 茂在眞由美(劇団昴)
望月左太寿郎(25日〜26日)
望月左太晃郎(27日〜29日)
公演概要 Pカンパニー第18回公演
http://homepage3.nifty.com/p-company/performance18.html
歴史劇を作るつもりはない。
多年シェイクスピアに憧れているが、僅かでも近づけた気がしたこともない。
今回の舞台は、まず(また)廃墟。ただし、いつの時代の、何の跡か、戦争か災害か。
時はおもに戦国の世の、いつでも、誰でも、という感じにしたかった。
モデル(あったほうが書きやすい)は、美濃の<国盗り>斉藤道三と、その子義龍。
<蝮(まむし)>と呼ばれた道三は、芸の達者な商人として出発、恩人を殺し、主を追った。
その子義龍は何より書物が好きな穏やかな男で、父道三を殺し、三十四歳で没した。
ほとんどそれだけを基礎にして、仕事を進めた。「信長公記」の叙述も、あまり気にしなかった。

この三月、半出来の未定稿をPカンパニー稽古場で披露させて頂けたのは有り難かった。
小さく纏まったものを、今回大きく壊してしまう結果になるかもしれないが、止むを得ない。
まあ、私の仕事は生涯こんなものかも、と、覚悟には遠いが、見当をつけている。

福田善之

※感想を閲覧・投稿する前に以下の注意事項をよく読んだ上で閲覧・投稿下さい。
ご利用になる方は、以下注意事項に同意したものと致します。

  • こちらは【観劇後の感想】を書き込む掲示板です。ネタバレ要素が含まれている場合がございます。
  • ネタバレのない【観劇前の感想】をご覧になりたい場合は、「◇ 観劇前 ◇ 虎よ、虎よ」のページをご覧下さい。
  • 書き込む内容は、作品に関係することのみにして下さい。
    本webサイトへのご意見、投稿の削除要請、その他に関してのお問い合わせは、メールフォームをご利用下さい。
  • 投稿された感想は、作品の細かな内容を含んでいる可能性がありますので、閲覧する際はご注意下さい。
  • 短時間での多重投稿はおやめ下さい。
  • 他の投稿者への誹謗中傷及び個人情報を特定できるような書き込みは絶対におやめ下さい。
    感想は、ご観劇頂いた人それぞれ違うものです。
  • 作品に関係のない内容や、他人が不快に感じる内容と管理側が判断したときは、削除対象となります。
  • 本webサイトのご利用により、利用者がなんらかの損害を受ける状況が発生した場合でも、一切の責任は負いません。
  • ご観劇の日時をご記入下さいますと、より分かりやすいです。
  • 「お名前」の欄に「演劇ライフ」で利用したハンドルネームがある場合、その名前で投稿して下さると嬉しいです。
  • 本webサイトは、レイアウトやシステムなど変更する場合がございます。予めご了承下さい。

感想を投稿する

◆ 観劇後 ◆ 虎よ、虎よ」への5件のフィードバック

  1. トチノカ

     斉藤道三さんは強運の持ち主だなと思いました。
    強運を活かせる力を持っている所に強運は、やって来るのかなとも思いました。
     美濃の蝮を討った義龍のトップの座は確固たるものとなり、諸外国の長たちも下手に手出ししづらくなったのでは無いでしょうか。それくらいスキャンダル。父目線からだと(子を思う親心)満足の最後を遂げられたなと思うと同時に、息子目線だと大好きな父親を殺す羽目となり、これは辛すぎて苦しいだろうなと親子を思うと複雑な思いでした。妻であり母親の気が狂うのも無理がないですね。下剋上が起こる戦国時代って大変だなと思いました。話が跳びますが深芳野を襲った黒い影とは新九郎だとふみました。(違ったらごめんなさい)……だとしたら、やっぱり義龍は道三の実の子でしょ!とか思ったりして…
     恩人の長井さんとの戦いは、息を飲む迫力でした。かんざしを投げるシーンは手品かと思うくらい見事な鮮やかさでした。「一芸すべてに通ず」そういえば、宮本武蔵さんは絵が上手だったことを思い出しました。絵の筆跡に太刀筋見たり、といった所でしょうか。
     サスケとその妹の登場に、こちらにも忍びがいた!と思いました。もしもルフィー達が居たら目をキラキラさせていたことでしょう。忍びは、名も無き忍びの数は測り知れずといった思いです。
     クルー達一人一人の個性がそれぞれイキイキとして見てて楽しかった。戦闘シーンも迫力あって凄かった。歌に演奏や踊りに仮面のダンスの摩訶不思議な空気と、見所が沢山あって、とても楽しめました。
    台本には載ってないけど、ワンピースとか稚児遊びとかいう単語が聞き取れました。斉藤さん違いだけど、
    「斉藤さんだぞ!」の所作とか見逃してませんよ♪顔がニマリます、平田さん。飲み込み早すぎです道三さん!色々楽しかったです。
     余談、舞台を観た後に、地上に出て空を見上げた時「いいお天気だな」と自然に呟いて「アレ?」ってなったことは内緒です。
    素敵な舞台を観させて頂き、ありがとうございました。

  2. AOMOMO

    こんにちは、先ほど観劇させていただきました。
    舞台を自分から見に行くのも1人で行くのも初めてで自分なりに斎藤道三という人を調べてから行ったのですが史実とは違う人物像に驚き、また暖かい気持ちにさせていただきました。もっと時代劇っぽいのかと想像していましたが意外にも取っつきやすくてすんなり世界観に入り込めました。

    ストーリーが進むにつれて道三の子を思う気持ちはとても優しくもどかしくて凄く胸が苦しくなりましたが、まだまだ子供の私は義龍を通して親の大切さや失ってから気付くものの大きさを強く感じました。私と義龍は親の気持ちがわからないところは少し似ているのかもしれません。もっと大切にしなくては、です。

    いつも平田さんの声はTVやCDなどで聞いていましたが、目でも楽しめる舞台ではこんなにも印象が変わって聞こえてくるのかとまた虜になってしまいました。

    ぜひ次の舞台も行きたいと思います。
    とても楽しい時間をありがとうございました。
    ゆっくり休まれて次のお仕事も頑張ってください。

  3. きあろん★

    観劇後の開設、ありがとうございます。
    初日に早速お邪魔しましたが、観劇前の方でかなりフライングした事を反省し、今回は平田さんのツイートをお待ちしていました♪
    もう、書きたい感想がいっぱいです!
    (ネタバレなしの感想は先日「こりっち」に投稿してみました)

    今回は、冒頭から感極まってしまって、福田先生にお礼を言いたいです!
    林社長と福島梓さんの配役についてです!
    林社長が登場した時「あれ?佐助っぽい…」と思い、福島さんも「すごく忍者…」と思ってましたら「名前はサスケ。名字は、猿飛とか。」と名乗り出すし、福島さんは妹さんとの事!
    それはつまり、猿飛佐助とお紀伊さんじゃないですか!?(号泣)
    冒頭からもうスタンディングオベーションしたかったです!!!
    「猿飛佐助の憂鬱」が好きで通い詰めすぎて終演後から心にぽっかり穴が空いたままだったので、ここでまた会えるなんて思ってもみなかったのです!
    サスケさんは劇中ストールを3回ぐらい替えてますが、ひらたプロさんグッズの時は、もう勝手に背後に幸村殿が見えてるほどです!(感涙)

    (色々と勘違いして見当違いのコメントしてるかもです。すみません!)

    歴史にとても疎いので、斉藤道三がどんな人かネットでサラッと予習してみたのですが、想像とだいぶ違う人物像に驚きました。
    福田先生いわく「私の「道三」」とのことですが、他の道三を知らないので、これが自分の道三になりました。
    平田さんのツイートではありませんが、猛々しい虎?獰猛な蝮、が登場すると身構えていたら、初登場シーンは、「お…落ち武者?」(すみません!)
    クルーたちへ答える「間」も絶妙で笑ってしまいます。

    ところでこの時「斉藤さんだぞ」をやってくださってると思いこんでるのですが、あの動き…?
    台本を購入しましたがそんなト書きはなく、正解が分かりません。
    あれは平田さん発案なのかな~?と謎に思っております。

    冒頭の感想だけで長くなってしまい申し訳ありません。

    タスキを掛ける時「ぱぱぱ~」みたいに口ずさんでるのが可愛かったり、「男と女」のシーンでのゾワっとするほど色気が漂う目線とか、平田さんのお芝居だけでもまだまだ感想が書ききれません。

    楽しみにしていた磯貝さんのお殿様が「うつけもの」でびっくりしたり、初日は1部の最後の方に器を拭いてる渡辺さんが義龍だと勘違いして混乱したり…
    ストーリーの感想以外も長くなりそうなので、まとまらないまま投稿します。

    あと2公演、皆さまお怪我などお気をつけて、素晴らしい舞台となりますように。

  4. MINATO

    驚きました。これが80歳を優に超える福田氏の演出。
    巧妙なストーリー、複雑な親子関係の微妙な心理変化、現代との交差、歌、モダンダンス、尺八や鼓等楽器の演奏など。
    これでもかというくらい多様な要素が取り入れられており、話が進むに連れて盛り上がりも加速し、全く飽きさせない。
    なんてすごい舞台。

    ストーリーは、斎藤親子のやり取りが軸になっています。
    その父親、斎藤道三。
    福田氏の解釈なのか、平田さんのキャラクターと相まって、先進的な取り組みや確固たる采配等やり手の大名でありながら、不器用でとても愛すべき人物像となっています。
    シリアスなシーンでも、観客が吹き出すような瞬間が何度も有り、最後にはこの人物を誰もが好きになるはず。
    そして、男女間の会話では、どこからくるのだろうという迫力の色気も有り。

    舞台全体を彩る平田さん独特の言い回しが心地よく、それでいて、見終わった後もずしんと心に残る芝居でした。

    死の直前、「お前はおれの息子だ。血縁がどうであろうとも」というような叫びをされたとき、頭がぐらっとなりました。
    親子間で様々な事情があろうとも、愛すべき息子。愛すべき父親。
    不器用さゆえに最後の瞬間になるまで伝わらなかった関係に心が突き刺されたのは、私も30代になり、子ども2人の母親となったから故と、色々な思いが交差しました。

    そして、虎は、希望、かな。
    やっぱり。
    色々な解釈ができそうですが、私はそう思いました。
    飢えた虎を心に。

    今日の仕事帰り、難しい局面でへたりそうになった心にムチをくれました。
    この感想で書いた以外にも様々な想像を呼び起こし、力をくれるこの舞台。
    欲を言えばもう一度見たい。
    今回は前列でしたので、後方から舞台全体を眺めたい。
    関西在住で仕事もあるので叶いませんが、でも、観劇できて本当によかったです。

    平田さん、Pカンパニーのみなさま、福田氏、関係者のみなさま、素晴らしい舞台をありがとうございました。

  5. 碧ゆき

    こんにちは!
    楽しみに楽しみにしていた本日。
    先ほど観劇してまいりました!

    いままで私が持っていた斎藤道三という人物像が見事に覆されました!(笑)

    蝮と言われていた人物、怖い人ってイメージしか持っていなかったのですが、今回のお芝居を通して、本当は温かい人だったのかな?と思わされました。
    親子の最期のシーンはホロリときてしまい、あんな時代で無ければ、仲の良い親子として過ごせたかもしれないですね。
    殺伐とした話かも⁉︎と思っていただけにどこか少しホッコリとしか感じが残るお話でした。

    また作中でびっくりしたのが、地元の天満宮が出てきたことでした。
    本気で驚きました。
    まさかこんなところで出てくるとは⁉︎
    縁とはどこにつながるかわからないものですね。
    現在も油を扱う会社の重役さんなどが祭事にはたくさん集まられていますよ。

    本日、とても楽しい時間を過ごすことができました!
    ありがとうございました!

感想をお書き下さい

メールアドレスが公開されることはありません。